卓球女子の五輪メダリスト福原愛さんが一般男性と再婚し、妊娠中であることが報じられました。彼女は2021年に離婚し、再婚相手とは「不倫報道」で話題になった人物です。福原さんは安定期に入り、来年早々に出産予定です。Xでは祝福や戸惑いの声が上がっています。
卓球女子で五輪2大会連続メダリスト、福原愛(37)が一般男性と再婚し、現在妊娠中であると22日、女性セブンプラスやスポニチアネックスが報じた。福原は2021年に卓球五輪の元台湾代表、江宏傑氏(36)と離婚しているが、再婚のお相手は「不倫報道」で世間をにぎわせた男性。X(旧ツイッター)ユーザーからは複雑な胸中をポストする動きが相次ぎ、一時「福原愛さん」がトレンド入り。報道によると、福原は現在安定期に入っており、来年早々の出産を予定しているという。
モラハラ疑惑や連れ去り騒動の果てに…
元夫の江氏とは2016年に結婚し、長女(8)と長男(6)をもうけた福原。だが2021年、離婚成立前後に夫と子供たちを台湾に残しての「お泊まりデート」を報じられ、日本のみならず、福原を「国民的娘」と仰いでいた台湾、中国をも巻き込む大騒動に発展した。
さらに福原から江氏による「モラハラ」主張が飛び出し、長男の連れ去り騒動、相手男性の元妻からの提訴など、卓球コートでのバトル以上に熾烈な「場外乱闘」が繰り広げられてきたことも記憶に新しい。昨年3月、福原側が長男を江氏側に引き渡すことに合意し、江氏側も告訴を取り下げる形で「全面和解」が成立。共同親権を維持しながらも、事実上の法的な幕引きを迎えた。この「ドロ沼ラリー」の中で福原を支え続けていたのが今回再婚した男性だったという。
Xで飛び交う祝福と戸惑いの声
女性セブンプラスの独占インタビューに応じた福原によると、男性との交際は離婚成立後の2021年の年末から。当初は「結婚」という形にこだわらないパートナー関係を目指していたが、今年の初夏に入籍を決断したという。
幼少期から卓球に打ち込み、号泣しながらも猛練習に励む姿から「泣き虫愛ちゃん」の愛称で人気を集めてきた福原だけに、衝撃の「再婚・妊娠」報道にXではさまざまな反応が飛び交っている。
「温かく見守りたいですね‼︎」「つぎはパワハラ・モラハラ・DVにあわず穏やかな日々となりますように」など福原の再出発を応援する声や、「なんだかんだで色気ヤバすぎて、卓球の愛ちゃんからは隔世の感がある」「あろうことかデキ婚」といった戸惑い、「世間のバッシングにも耐えれてるのかな?やっぱりフィジカルエリートはメンタルもエリート!」と皮肉交じりにポストするユーザーも少なくない。
世間の批判を承知で「自分の幸せ」を最優先につかみにいったのは、かつてどんな劣勢でもラケットを振り続けたアスリートとしての本能だろうか。国際結婚と離婚、そして親権問題という波瀾万丈の人生を経験した愛ちゃんが放つ「逆転スマッシュ」の行方が気になるところだ。
■福原愛(ふくはら・あい)
- 生年月日:1988年11月1日
- 出身地:仙台市
- 活動歴:3歳からラケットを握り、「天才卓球少女」「泣き虫愛ちゃん」として注目を集める。五輪は2004年のアテネ大会から4大会連続出場。2012年のロンドン五輪で日本卓球史上初のメダル(団体銀)、2016年リオデジャネイロ五輪で団体銅メダルを獲得。2018年に現役引退を発表。2022年1月、「WTT(ワールドテーブルテニス)」のジャパン・ジェネラルマネージャーに就任。中国のSNS「微博(Weibo)」や「小紅書(RED)」などで高い影響力を持ち、日中のスポーツ交流にも携わる。
(zakⅡ編集部・井上悟)

