30歳差コーチとの禁断愛の都玲華は「トリプルボギー不倫」に学んだのか いち早く謝罪と関係解消を発表も「キャディよりもコーチ変更のほうが影響は大きい」と心配の声

“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)

“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)

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2025年の女子プロゴルフ界は開幕前に“トリプルボギー不倫”が話題となり、最終戦後には人気プロの都玲華の「30歳差コーチとの禁断愛」で注目を集めるシーズンとなった。ツアーは前年のメルセデスランキングのトップ5のうち4人が米女子ツアーに参戦。その影響で初優勝が史上最多の12人も出て、初シードも10人。シードへの返り咲きが5人という大混戦になった。ゴルフ記者が言う。

「初シードには合格率3.7%の狭き門だった2024年秋のプロテストに合格したルーキー3人が入り、来季のツアー前半戦(第1回リランキングまで)出場権が与えられる51位から55位にもルーキー2人が入った。2024年度の97期生は強豪揃いで、年間獲得賞金7位の1億86万2323円を稼ぎ出し、ルーキー選手として初の1億円を突破してJLPGAアワード(年間表彰式)で新人賞を獲った荒木優奈がその代表格です。

これまで豊作といわれたのは稲見萌寧、渋野日向子、原英莉花、大里桃子、河本結、菅沼菜々、臼井麗香、三ヶ島かな、高橋彩華がいる90期、山下美夢有、西村優菜、西郷真央、吉田優利、笹生優花、安田祐香、セキ・ユウティンがいる92期などでしたが、それに匹敵するのが97期といわれています」(ゴルフ記者)

そんな97期生のなかで一気に注目を集めたのが、年間ランク50位に滑り込んでギリギリでシード権を手にした21歳の都玲華である。“ミヤコレ”の愛称でコースでの追っかけも多い人気のプロゴルファー。インスタグラムには13万人のフォロワーがいるが、シード権獲得決定直後に『週刊文春』で師弟関係にある51歳の石井忍コーチとの禁断愛が報じられた。

都はマネジメント会社を通じて直筆の文書でスポンサーやファンに謝罪したうえで、石井コーチとの関係について「石井忍コーチとは、昨年からお付き合いをしておりました。しかし今回の件で、私の一番大事な両親を悲しませることはできないと思い、交際関係およびコーチ契約を解消する事を決断いたしました」と報告。石井コーチも自身のインスタグラムを通じて公表した文書で謝罪とともに関係解消を明らかにした。ツアー関係者が言う。

「報道後に迅速な対応をしたのは、“トリプルボギー不倫”の騒動を反面教師にしているのかなと思います。今年のシーズンの開幕前に発覚したトリプルボギー不倫は川崎春花、小林夢果、阿部未悠の3人が既婚の男性キャディと不倫関係にあったという騒動でしたが、当事者たちは当初ダンマリを決め込み、後に関係を認めて謝罪したのは川崎だけでした。それも開幕から5試合を欠場して6試合目の練習日だった。それに比べれば都の対応は早かった。

都プロが投稿していた石井コーチとの写真(都のInstagramより)

都プロが投稿していた石井コーチとの写真(都のInstagramより)

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ただ、都と石井コーチの交際期間中に業界ではトリプルボギー不倫騒動で大騒ぎだったわけで、石井コーチは離婚協議中という話だとはいえ、無防備だった。JLPGAはコンプライアンス研修などを再発防止策として打ち出していたが、その効果に疑問符が呈されるかたちにもなり、幹部も頭を抱えていることでしょう」

禁断愛の発覚後、都が出演予定だったオフのイベントの欠席や中止が発表されるなど影響も少なくなかった。在京テレビ局のゴルフ担当は言う。

「都サイドはスポンサーに謝罪行脚だったと聞きます。都は報道の内容を認め早期決着を図ったことで所属の大東建託との契約も切られることなく、問題を引きずらずに再スタートを切れそうと見られているが、4度目でプロテストに合格できたのは石井コーチの指導があったから。都のゴルフの拠り所になっていたのは間違いない。

早期の謝罪の後、インスタグラムのストーリーズを更新するなど、都はトリプルボギー不倫の3人より精神的ダメージは少なくそうにも見えるが、キャディを代えることよりコーチがいなくなることのほうがゴルフへの影響は大きい。軌道修正してくれるコーチの存在もなく、ギャラリーの好奇の目にさらされる以上、都もしばらくは茨の道が続くのではないか。ある意味、開き直りが必要だと思う」