ME:I、メンバー4人同時脱退「なぜ?」 所属事務所発表にファン動揺

ME:Iの(前列左から)SUZU、KEIKO、MOMONA、SHIZUKU、COCORO(後列左から)RINON、AYANE、MIU、RAN、KOKONA
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11人組の女性グループME:IのCOCORO、RAN、SHIZUKU、KOKONAが2025年末で契約満了し脱退します。突然の発表にファンは驚きと悲しみを感じていますが、具体的な経緯の説明がなく不満も広がっています。

11人組の女性グループとして人気を集めていた、ME:I(ミーアイ)のCOCORO(加藤心、25)、RAN(石井蘭、21)、SHIZUKU(飯田栞月、21)、KOKONA(佐々木心菜、19)が31日で専属マネジメント契約を満了し、ME:Iの活動を終了することが22日、所属事務所から発表された。X(旧ツイッター)では「まじか」「なぜ…?」などファンからの悲痛な叫びが相次いで飛び交った。

COCORO、RAN、SHIZUKU、KOKONAが契約満了に

「COCORO、RAN、SHIZUKU、KOKONAに関するご報告」と題して公式サイトに掲載された声明の全文は次の通り。

日頃より、株式会社LAPONE GIRLSならびに弊社所属アーティストの活動にご支援・ご高配を賜り、誠にありがとうございます。

このたび、弊社所属のCOCORO、RAN、SHIZUKU、KOKONAは、2025年12月31日をもちまして、弊社との専属マネジメント契約を満了し、ME:Iとしての活動を終了いたしますことを、ご報告申し上げます。

日頃より温かいご支援を賜っておりますファンの皆さまには、突然のご報告となりますことを、深くお詫び申し上げます。何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

ME:Iのメンバーとして、活動に尽力してくださったCOCORO、RAN、SHIZUKU、KOKONAに心より感謝申し上げます。

今後も変わらぬご支援を賜れますよう、心よりお願い申し上げます。

NHK紅白歌合戦にも出場経験のある人気グループから4人ものメンバーが一度に脱退するという事態。公式Xが同日午後6時30分に告知を投稿すると、COCORO、RAN、SHIZUKU、KOKONAに向けてこれまでの活動をねぎらう声が寄せられる一方で、「せめてファンの人たちにどういう経緯でこうなったのかを説明するべきだと思うのですが?」「説明がほしい」「これじゃファンはみんな納得できないと思う」「変わらぬご支援って、、、ファンなんやと思ってる?」など、所属事務所の声明に対して疑問を投げかけるユーザーも多くいた。

本人コメントなしの声明にファンの不信感広がる

この騒動をめぐっては、週刊文春のXアカウントが22日午前11時に「【緊急予告】本日の「週刊文春 電子版」は…12月22日夜配信予定▼紅白出場アイドルグループで大量脱退」と投稿して記事の配信を予告。この時点でME:Iを予想するXユーザーが多くいた。

ME:Iは2023年12月16日に結成が発表され、2024年4月17日にデビューシングル「MIRAI」をリリース。同年の第75回NHK紅白歌合戦にも出場するほどの人気を集めていたが、今年に入ってメンバーの活動休止が相次いでいた。休止にいたる経緯は次の通り。

  • COCORO: 3月、体調不良のため
  • RAN:7月、精神的疲弊のため
  • SHIZUKU: 10月、規定違反(JO1・大平祥生との〝社内恋愛〟)のため
  • KOKONA: 10月、体調不良のため

来年以降は、MOMONA(22)、RINON(19)、AYANE(20)、MIU(23)、SUZU(19)、KEIKO(20)、TSUZUMI(18)と7人体制で活動を続ける。しかし、事務所の声明文の中に脱退するメンバー本人のコメントがなかったことから、ファンからの投稿では「闇が深い」「なにがあった」など不信感をあらわにする向きもあった。

昨年の紅白でまばゆいほどの輝かしいパフォーマンスを見せてからわずか1年。ファンにとっては、あまりにもショックで冷たい冬の知らせとなった。

■ME:I(ミーアイ) サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」で、約1万4000人の応募者の中から選ばれた11人で結成されたガールズグループ。グループ名には「新しい日本の世代を代表する“未来のアイドル”(Future Idol)」という意味が込められている。所属事務所はLAPONE GIRLS。公式ファンネームは「YOU:ME(ユーミー)」。2024年4月17日にシングル「MIRAI」でメジャーデビューし、オリコン週間ランキングで初登場1位を獲得。同年の「第75回NHK紅白歌合戦」に初出場するなど、デビュー初年度からトップグループとして活躍した。

(zakⅡ編集部・井上悟)