元フジテレビアナウンサーでタレントの渡邊渚(28)が18日に更新したインスタグラムで自らへの批判に対して反論し、話題になっている。渡邊は昨年8月末にフジテレビを退社し、同年10月にPTSDを公表したが……
《悲しい顔をしていれば、『いつまでもPTSDをネタにして生きるな』と言われるし、笑っていたら『詐病だ、嘘つきだ』と言われる。どんな仕事をしても批判的なことばかり言う人はいるし、私がどんなに真っ当な正しいことを言っても、嘘を塗り重ねて事実を歪めようとする人もいる。結局どんな顔して生きてようが、どちらにしろ難癖をつけられるならば、私は笑顔で生きていたい》
《ご飯も食べられず、まともに歩くこともできなくなって、怖くて外に出られなかったり、働けなくなって社会から孤立したり、生きている意味なんてないように感じたり、真っ暗な数年間を過ごした》
《戻れるなら、病気になる前の自分に戻りたいし、仕事だって失いたくなかった。普通に働き続けて、夢や目標もそのままに、何の恐怖もない生活を送りたかった。けど、どれだけ願ってもそれは叶わない。だからせめて、もう誰かに私の人生を規定させれたくない。搾取されたくない。最近、フォトエッセイ『透明を満たす』を久しぶりに読み直して、そんなことを思ってました》
と当時を振り返った。
フォトエッセイは1月末に出版。その後、初写真集「水平線」で水着姿や下着姿を披露し、9月にはデジタル写真集「Re:水平線」と続け、モデルとしても活躍している。
■反論→炎上→反論の泥仕合
「渡邊さんへの批判では、日本で多発する性的搾取を強く糾弾し、買春側の責任を痛烈に指摘したことに対して『性を売ってるくせにフェミニストぶるな』とのコメントがついたというのが顕著な例として報じられています。この批判に対しても『間違ったことは言っていない』などと主張し、声を上げ続ける姿勢を示していますが、そうした誹謗中傷がまだ続いているということでしょう。擁護派ももちろんいますが、今回のSNSに対しても『表に出てくるから誹謗中傷される』などのコメントがついて、泥仕合のような展開が続いている印象です」
とは芸能プロデューサー。
「前向きな発信をしたあとに、どうしてまたネガティブな投稿になるのか疑問視する向きもあるでしょうに、それを続ける。何を発信しようと自由ですけど、SNSが拡散し炎上しやすい構造になっていますね。それをご本人も分かっているでしょうに、どうしてそれを繰り返しているのでしょうね」(同)
渡邊は自らの言動を報じるマスコミへの批判も強めていて、こちらも堂々巡りのような展開になっている。
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