
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(EPA=時事)
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(26)が、インドネシアのバリ島から“国外追放”された。複数の海外メディアの報道によると、過激な映像を撮影するために現地のスタジオにいたところ、警察がやってきて拘束されたという。
ボニーは、自身のキワドい水着姿などをSNSに投稿し、より露骨なコンテンツを会員制サイトで有料で販売している。18歳以上の男子学生を対象に「タダで行為できます」「動画を撮らせて」などと呼びかけて何百人もの若者を集めるなど、一般人を巻き込んだ企画でたびたびトラブルを起こしてきた。
ボニーは、多くの国で法定年齢をギリギリ満たす“18歳”の若者と関係を持つことにこだわっている。その結果、約1年前にオーストラリアから“追放”された。海外事情に詳しいジャーナリストの解説。
「ボニーが現地の若者との“交流”を目当てにオーストラリアを訪問したところ、ネット上を中心に反対運動が巻き起こりました。その後、複数の海外メディアで、彼女の観光ビザが無効にされたと報じられました」

不敵な笑みを浮かべるボニー(時事通信フォト)
それから1年ほどが経ち、今度はバリ島で警察沙汰になった。前出のジャーナリストが続ける。
「地元メディア『バリ・エクスプレス』が12月5日、性的な映像を制作している疑いがあるとして、地元警察が島内のスタジオを捜索し、ボニーを含めた18人を拘束
したと報じました。
逮捕された人々の多くがオーストラリアとイギリスの出身だと主張しており、20代がほとんどのようです。19歳の若者もいたと報じられています」
報道によると、カメラ数台、USBメモリ、潤滑ジェル、さまざまな色やブランドの避妊具なども押収されたという。ボニーらは、スタジオ内で“ゲーム”に興じていたようだ。
「地元警察は、“勝者はボニーと寝る”というルールでゲームが行われていたと主張しています。ただ、違法な撮影が行われたという確たる証拠は見つけられなかったようです。
現地のニュースサイト『デティック・バリ』によると、性的な内容を含む映像は発見されたものの、その内容が他者と共有されていなかったため、犯罪とみなされなかったそうです。個人が楽しむためではない、商業的な意図を持った映像だとの証明が困難だったのかもしれません。
もしポルノ制作で有罪判決を受けた場合、15年間の懲役刑になる可能性もありました」
結局、ボニーは軽微な交通違反を理由に、罰金9ポンド(日本円で約1800円)を支払うとともに、インドネシアへの入国が10年間禁止になったと報じられている。
オーストラリアの次は、インドネシア。地球上に“ボニー・ブルーお断り”の国が増えていく──。