Snow Man 東京D揺れた 2時間45分ぜいたくな東京公演初日「9人そろうことで“最強”」

東京ドームが連日の熱気に包まれ、瞬時に沸き立つ歓声が響く中、人気グループ、Snow Manが23日、待望の2度目の5大ドームツアー「Snow Man Dome Tour 2025-2026 ON」の東京公演初日を成功裏に収めました。オリジナルアルバム「音故知新」を引っさげたこの公演は、全国5都市で全17公演にわたり、78万人ものファンが集結する予定の野心的なプロジェクトの幕開けとなります。SNS総再生数は10億回を超え、「カリスマックス」など全33曲を披露し、会場の熱気は最高潮へと達しました。

公演は、観客が期待と興奮で満ち溢れる中、2時間45分にわたる壮大なパフォーマンスで幕を開けました。メインステージの上段に並ぶ9人のメンバーたちは、最新アルバムのリード曲「TRUE LOVE」で観客を魅了。「東京ドーム!盛り上がっていますか!?」と叫ぶ目黒蓮の声が会場全体に響き渡り、巨大なムービングステージでのパフォーマンスによって、ドームは一瞬にして高揚感に包まれました。

今回の公演では、1960年代から80年代、2000年代、そして2020年代まで、様々な時代を意識したパフォーマンスが展開され、観客の視線を釘付けにしました。また、ラウール、渡辺翔太、向井康二によるユニットでは、事務所の伝統に沿ったローラースケートを用いた演出が新鮮な印象を与えました。さらに、岩本照と深澤辰哉、宮舘涼太と佐久間大介など、様々なユニットが展開され、それぞれの個性が光る瞬間に、観客は歓喜の渦に巻き込まれました。

衣装をプロデュースしたラウールは「周年イヤーを過ごして結束力が増した今のSnow Manを存分に楽しんで」と呼びかけ、振付を担当した岩本は「26年も盛り上げられるように、最後までチーム一丸となって駆け抜けていきたい」と決意を示しました。宮舘は「Snow ManとParty Time楽しもうぜ」と更なる盛り上がりを促し、目黒は「会場に来られない方々の事も思いながらステージに立てたら」とファンへの感謝の気持ちを忘れない姿勢を見せました。

2025年の年末も迫る中、2年連続の5大ドームツアーは、日本のエンターテインメントの新たなスタンダードを打ち立てました。しかし、メンバーたちは決して驕ることなく、着実に足元を見つめています。深澤は「当たり前のことではない。一回一回を大事に楽しく駆け抜けていきたい」と話し、渡辺は「これからも行えるようにより精進し、もっと応援してもらえるグループに成長できたら」と抱負を語りました。さらに、ユーモアを交えたコント仕立ての演出や、MCでの親しみのあるトークが会場を盛り上げ、向井は「一つ一つの間を大切にメンバーと楽しい時間を満喫したい」と笑顔で感謝の気持ちを述べました。

また、来年には目黒が長期の海外撮影に参加するため、一時的にグループを離脱する予定です。その中でも佐久間が「自分たちをさらに更新して、これから応援するのがもっともっと楽しくなると思う」と未来への希望を語り、阿部も「個人のお仕事も増えましたが、9人揃うことで“最強”だと思っていただけるように精進していく」と力強く言葉を続けました。この夜、Snow Manはただのアイドルグループではなく、真のエンターテイナーとしての絆の深さを証明しました。

目黒蓮(めぐろ・れん)、阿部亮平(あべ・りょうへい)、向井康二(むかい・こうじ)、渡辺翔太(わたなべ・しょうた)、岩本照(いわもと・ひかる)、ラウール、佐久間大介(さくま・だいすけ)、深澤辰哉(ふかざわ・たつや)、宮舘涼太(みやだて・りょうた)——彼らは日本の音楽シーンを席巻する存在として、これからもファンの期待に応え続けることでしょう。東京ドームの熱気が示すように、Snow Manの旅は今まさに始まったばかりです!