米倉涼子、マスコミ報道の真偽と正直豪快すぎるエピソードを深掘り

2000年発売の写真集『Tough』(朝日出版社)は「水着キャンペーンガール経験者なのに写真集は1冊のみレア品」ということで取り扱い価格は3500円。東京・神田神保町の荒魂書店(03-3291-8831)

ここ最近、米倉涼子様に関するマイナスイメージ(マネージャーと訣別し完全孤立、ドクターXの再放送立ち消えなど)を強く発するネットニュースをよく見かけます。

先日は自宅周辺にマスコミ各社が詰めかけている、と…。

これらは厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部(通称・マトリ)による家宅捜索報道以降なのですが、これ、裏取りしているのでしょうか?

本人からコメントをとった媒体はいまだ皆無で、憶測で話が展開しているように感じるのです。

本人が逮捕されたわけでもないのに、女優生命が脅かされるのはいかがなものか。

個人的に、涼子様は薬物や犯罪とは最も遠い場所にいるような人という印象なのです。これは正義感の強い役柄の印象ではなく、過去に取材した印象。

人は変わると言いますが、根底にある性格、気質は変わらないものです。

取材記者が語る米倉涼子の本当の性格は?

涼子様を初めて取材したのは新人時代、というか水着キャンペーンガールとして世間に出始めた頃(1996年)です。

すでにファッション誌「CanCam」の専属モデルとして活躍していましたが、まだ知名度は若い女性のみでした。

当時、専属記者として所属していた男性週刊誌の企画で、すべてのキャンペーンガールを水着で特写して紹介していくグラビアページを担当していました。そのモデルのひとりとして取材したのが最初です。

撮影をお願いしたのは立木義浩氏。

いたって気さくな方なのですが、広告代理店や芸能事務所の関係者だと緊張するような大御所です。新人の女優やモデルだとビビってしまう存在でもあります。

ですが、涼子様、現場では誰よりも堂々としておりました。冷や冷やしたのが、その口調。有名カメラマンでも、代理店の偉い人でも、誰に対しても同じスタンスで話すのです。

ほとんどのタレントは偉い人には低姿勢なものですが、涼子様は同じ。ただ、個人的には好感が持て、いつしか筆者も親しみを込めて「米(よね)ちゃん」と呼ぶように。

そしてインタビューで「わたし、水着の仕事やりたくない。事務所にはNG出してたんですよ」と衝撃の発言。

水着のキャンペーンガールなのに「水着はイヤ」というのは問題発言です。

現場のマネージャーは顔面蒼白。

もちろん、大人の事情を察して発言を記事にはしませんでしたが、すごいコが出てきた、と強烈に印象に残ったのです。

キャンペーンガール時代の豪快エピソード

そして、20 歳になり、ビール会社のキャンペーンガールに選ばれたときも撮影&取材をしました。

米倉涼子

ビールのキャンペーンガールの取材となれば、広告代理店関係者も大勢現場にきます。

そんななかで「この前、頭にきたことがあってさ」と語りだした涼子様。

それは、お得意さまを集めたキャンペーンガールのお披露目会場でのこと。

大嫌いな水着姿でのツーショット撮影会があったそうです。すると、参加者の中年男性がペトリと涼子様のお尻を触ったそうです。

その場で即、「ナニ〇〇触ってんだ! この〇〇〇!」とハッキリ抗議の発言。現場は混乱したそうですが、これは涼子様が正しい。今ならもっと大問題になっていたでしょう。

正直、豪快だな、と思いました。女優向きの超サバサバした性格です。

生意気だと思われて即消えるか、人気女優になるか、のどちかだろう、と。

結果、後者でした。

この逸材が、このまま消えてしまうようなことは絶対にあってはなりません。

涼子様本人からのコメントを待っています。

(永瀬白虎)