俳優のキムラ緑子(64)が、昭和の大歌手・笠置シヅ子の霊を宿したかのように、パワフルなパフォーマンスを披露!東京・三越劇場で公開された舞台「わが歌ブギウギ-笠置シヅ子物語-」で、驚くべきエネルギーと情熱を見せつけた。舞台は来年1月2日から20日まで東京で、続いて京都・南座での上演が予定されている。キムラは、この日、信じられないエネルギーで観客を魅了し、スタッフと共演者に活力を与えた。

この公開稽古では、共演者の松村雄基や林翔太もキムラの隠れた才能を称賛。松村は「緑子さんのエネルギーで現場は賑わっています。笠置シヅ子さんそのものが今この場所に憑依しているようだ」と語り、キムラのパフォーマンスがいかに観客や共演者に影響を与えているかを強調している。

稽古の日程は非常にタイトで、キムラは「本当は1日中稽古をしていたい」と吐露し、舞台 preparation に全力を注いでいる様子をうかがわせた。年末年始の休みなしで、松村は自主練に励む考えを示し、年越しの準備に追われている。

この日は、キムラが笠置シヅ子の姿で歌い、踊るシーンが公開され、松村はそのスタミナに驚愕。「ヒヤヒヤしますが、息切れしない。ドリさんの歌を聴きながら踊れることに幸せを感じています」と熱弁。まさに、そのパフォーマンスは彼女の精神力と情熱を象徴していた。

キムラ自身も「皆さんに守られ、安心して暴れています。元気がある」と語り、カンパニーの士気の高さを伝えた。彼女の言葉からは、初日への期待感が溢れ、「笑ってスカッとするような舞台にしたい」と述べた。

この舞台は、日本の音楽史の一端を再現するだけでなく、キムラの存在がどのようにその物語を新しい形で息吹を与えるのか、多くのファンの関心を集めている。キムラの熱気が伝わる中、彼女が演じる笠置シヅ子の歌と踊りは、まさに昭和の香りを感じさせるだけでなく、現在の世代に向けても新たな希望の光を届けようとしている。

このように、キムラのパフォーマンスはただの演技を超え、舞台の舞台裏に秘められた情熱を観客に伝える力となっている。私たちは、この舞台がどれほどの影響を与えるのか、初日の盛り上がりを見逃さないようにしたい。各地での上演が待たれる中、彼女がどのようにこの伝説的なキャラクターを表現するのか、その全貌が明らかになる日が待ち遠しい。舞台に詰め込まれたエネルギーが、観客の心を掴む瞬間を楽しみにしたい。