
ディレクターズチェアでリラックス
強い日差しが照りつける芝生の上を気持ち良さそうに歩く一団がいた。
大きなマフラーを首に巻いているのは見上愛(25)、穏やかな表情を浮かべているのは清野菜名(31)だ。その隣を瀬戸康史(37)が歩いている。
12月上旬のこの日、横浜みなとみらいの日本丸メモリアルパークで新春ドラマスペシャル『119エマージェンシーコール 2026 YOKOHAMA BLACKOUT』(フジテレビ系)の撮影が行われ、主要キャストが勢揃いしていたのだ。
「『119エマージェンシーコール』は’25年1月期に放送された月9ドラマ。119番通報を受けて救急車や消防車の出動を指示する、横浜市消防局の司令課3係を舞台に管制員たちの奮闘を描くオリジナルストーリーです。
最終話の無料見逃し配信は、放送後1週間で200万回再生(TVer DATA MARKETINGにて算出。TVer・FODの合計値)を突破。個人全体視聴率の平均は4.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、今年放送されたフジテレビの連続ドラマの中では個人視聴率、コア視聴率ともに1位でした。
スペシャル版は『AI管制員』の是非がテーマ。人間の仕事を機械に置き換えるかどうかで議論となるなか、大晦日に未曾有の大規模停電が起こります。管制員たちが総力を尽くし、試練に立ち向かう姿を描いています」(テレビ誌ライター)
話を冒頭に戻そう。
大停電の前か後かは不明だが、司令課3係のメンバーたちが落ち着いた足取りで芝生の上を歩いている。見上は暖かい日差しが心地よいのか、スタッフがさす日除け傘の下で終始にこやかだった。
一方の清野も瀬戸と澄みわたる青空を見上げながら歩いていた。休憩中は瀬戸と並んでディレクターズチェアに座ってスマホを見るなど、終始リラックスした様子。番組公式ホームページで、
〈今回のスペシャルでは、司令課3係に仲間が加わり、新たなチームで一丸となって、皆様に感動をお届けできるよう頑張ります〉
と清野はコメントしている。
彼らの活躍ぶりは1月3日の放送で観ることができる。乞うご期待だ。



