
この新曲は、ベストセラー作家・東野圭吾の同名ファンタジー小説を原作とする「クスノキの番人」のために、back numberの清水依与吏が作詞作曲を手がけ、バンド自身が編曲を行っている。来年1月19日にはデジタルリリース、1月28日にはCDとして販売される予定で、今からその登場が待ちきれない!ファンにとっては、聞き逃し厳禁の重要なリリースとなるだろう。
物語の舞台は、失業した青年が「その木に祈れば願いがかなう」と語り継がれる神秘的なクスノキの番人となるというもの。アニメ映画が東野圭吾の作品としては初の試みであり、この新たな挑戦は多くの視聴者を引きつけること間違いなし。主役の声には高橋文哉、物語のカギを握る伯母役には天海祐希が名を連ね、実力派の声優陣がキャストに揃う。齋藤飛鳥、宮世琉弥、大沢たかおなどの豪華キャストも参加し、その声で物語に命を吹き込む。
Uruは、back numberの楽曲「テレパシー」をYouTubeでカバーし注目を集め、その結果として現在のマネジメントに所属しメジャーデビューを果たした。来年はUruのデビュー10周年という記念すべき年でもあり、「傍らにて月夜」のリリースはその特別なタイミングに合わせて行われる。Uruは自身のコメントの中で、「以前から読んでいた東野圭吾氏の作品に、back numberさんから楽曲を提供していただけるという、この2つの喜びで胸が弾けました」と、感激の思いを伝えている。
また、Uruは主人公である玲斗の成長を自身に投影し、清水依与吏が手掛けた素敵な曲を歌い上げることで、聴衆に深い感情を届けたいと語った。「人の感情は文字や言葉では伝えきれない部分がありますが、この作品を通して改めて受け取った気がします」と、歌への思いを込めた。また、清水依与吏も「生きるのが難しくなる今日この頃に、道を探す背中に手を添えてくれる作品に関わることができて本当に嬉しく思っています。Uruちゃんが響かせて歌い上げてくれたことで、アニメーションに重要な一色を添えられたのではないかと思います」と、制作への思いを表現した。
音楽と映画、両方のフィールドで注目を集めるこの新曲「傍らにて月夜」。その複雑かつ繊細な感情を歌い上げ、思わず心に響く作品となるだろう。期待が高まる中、ファンはこの新曲と映画の公開日を心待ちにしている。Uruとback numberのコラボレーションがいかに多くの人に感動を与えるか、目が離せない瞬間が訪れようとしている。音楽シーンも映画シーンも、2024年は彼女たちなしでは語れなくなるだろう。